株式会社フーディーズが
破産したとの情報が入ってきました。
フーディーズは
「時の居酒屋 刻」「和風ダイニング きざみ」「個室焼肉 牛の刻」「やきとんと黒おでん」なんていう居酒屋チェーンを運営していました。
それに加え、「黒字ネット」という名目でFC(フランチャイズ)システムも運営し、昨年3月末時点で122店舗もあったそうです。
売上高は22億円ですか・・・これが多いのか少ないのか分かりませんが、2012年3月末時点の
負債額=80億2800万円を見る限り、やはりそもそもの経営に難ありだった気がします。
そんな不安定な経営でも、メインバンクがしっかりと融資してくれていればまだ持ちます。
しかし逆に言うと、不安定経営の場合は、メインバンクに何かあるとすぐに連鎖倒産になりがちです。
新しい融資元も、このご時世簡単に見つけられませんしね。
大嫌いではありますが、居酒屋チェーン経営者としてはやはりこの人が頭何個も抜き出ているんでしょうかね。
さてこのフーディーズの場合、メインバンクだったのは日本振興銀行。
2年前の平成22年に経営破たんしてしまい、その後債権整理回収機構に移管されてしまいました。
こうなるともう何が何でも借りたお金を返さないといけなくなります。
運転・返済資金調達のためにいろいろと奔走していたとは思いますが、ついにジ・エンドとなってしまったと。
ちなみに破産申し立てが受理され、開始決定されたのは8月31日でした。
すでにホームページは消されていますが、キャッシュを見ると
「経営理念」にこんなことが書いてありました。
我々飲食人は、
喜ばれる飲食店の運営、
喜ばれる飲食店造り、
喜ばれる飲食のサポートを
利他主義の精神を持って行い、
外食マーケットの発展と繁栄に貢献します
どうだったんでしょうね、達成できたんでしょうか。
破産手続きが、スムーズに進むといいですね。
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