前回の記事(
NEC レノボ 従業員)で、NECのリストラについて触れたところ、何やらいきなり訪問者増!
みなさん気にされてるんですねぇ。
なので、これまで特に調べてもいなかった、NECのリストラについてもう少し見ててみようと思います。
まず今年2012年の1月末、業績の悪化を受け、NECはグループ全体で
1万人規模の人員削減を行うと、公式に発表しました。
さっそく翌月2月16日には、人事総務系の非営業部門と、子会社での早期退職者募集をかける、あるいは残業代を一時的に圧縮するなどの措置を提案しました。
動き早っw
ちなみにこの提案先はNECの労働組合となります。
またこの早期退職対象者は、40歳以上の社員が対象でした。
これだけの大企業だと、こんなリストラ請負人みたいな人もいるんでしょうか?
企業って中期経営計画(3か年が多いのかな?)を立案し、それを社内はもちろん株主や銀行と握ります。
株主も銀行も、その計画ができる前提で株を買う/融資を行いますから、計画大幅未達となると、企業にとっては
由々しき事態となるわけです。
んでNECさん。
当初目標(2012年度までの達成目標)
売上高=4兆円(゚∀゚)
営業利益率=5%
↓
下方修正見通し
売上高=3兆1,000億円
営業利益率=5%
となってしまいました。
ふむふむ、計画比で見ると、
売上高=77.5%、
営業利益率=±ゼロですか。
これを金額に直しましょう。
売上高=3兆1,000億円(計画比-9,000億円)
営業利益率=5%(計画比±ゼロ)
営業利益高=1,550億円(計画比-450億円)
なるほど。
あくまで営業利益ですし、税引き後の経常利益まで進むと、だいぶ目減りしちゃうんでしょうね。
さらに売上高が9,000億円も下がって、営業利益率は据え置きってこともないと思うんで、
実際にはもっと悪化していると見て間違いないでしょう。
はー・・・こりゃ手を打たないとやばいわけですね。
次回に続く(のか?)w
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0