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NEC リストラ 退職金

NECリストラに関して、前回の記事(NEC リストラ 2012)からの続きとなります。

まず9月末(9月28日)退職での早期退職者の人数ですが、NECグループ内の正社員で、2,400人程度の応募があったそうです。
すでに子会社で3,000人が確定していたそうなので、約5,500人が早期退職対象者となったということですね。
NECグループ正社員は約11万人とのことですので・・・全体の約5%の人員が削減されることが確定したと。

5%と書くと「へー、そんなもん」と思いがちですけど、5,000人以上ですからね!
さらにこの人たちは40歳以上、つまり所帯持ちが多いと推測されるので、その倍以上の家族の生活に影響が発生するわけです。
むむー。

「でもさ、これで人件費大幅削減でしょ?よかったね」
と思う人もいるかもしれませんが、リストラが大変なのってここからです。
何が大変かというと、退職金支払です。


会社都合の早期退職ですから、退職金は通常以上に積まれていることが想定されます。
企業としてはそれくらいの現金×人数分が出ていくことになるので、これまた相当キツイのです。
んで今回の退職金のその割増に余計にかかる費用・・・なんと29億円orz
単純に5,500人で割ると、1人頭約50万円程度ってところですかね。

そりゃ株などの資産をどんどん現金化しない事には、退職金倒れという本末転倒の事態になりかねません。
だからこの記事(NEC レノボ 従業員)にもあるようなことをして、少しでも多くの現金獲得に乗り出しているんでしょう。

は~しかしシャープほどの企業ですら、この有り様です。
もちろんタイの洪水で生産ラインがつぶれてしまったり、円高が収まらない等のやむを得ない要因は多々あります。
でも確実に言えるのは「大企業だから安泰ウハウハ!」などという時代は、とっくに過ぎ去っているよ~ということなんでしょうねorz

明日は我が身、がんばろう( ´Д`)

NEC リストラ 2012

前回の記事(NEC レノボ 従業員)で、NECのリストラについて触れたところ、何やらいきなり訪問者増!
みなさん気にされてるんですねぇ。
なので、これまで特に調べてもいなかった、NECのリストラについてもう少し見ててみようと思います。

まず今年2012年の1月末、業績の悪化を受け、NECはグループ全体で1万人規模の人員削減を行うと、公式に発表しました。
さっそく翌月2月16日には、人事総務系の非営業部門と、子会社での早期退職者募集をかける、あるいは残業代を一時的に圧縮するなどの措置を提案しました。
動き早っw

ちなみにこの提案先はNECの労働組合となります。
またこの早期退職対象者は、40歳以上の社員が対象でした。
これだけの大企業だと、こんなリストラ請負人みたいな人もいるんでしょうか?


企業って中期経営計画(3か年が多いのかな?)を立案し、それを社内はもちろん株主や銀行と握ります。
株主も銀行も、その計画ができる前提で株を買う/融資を行いますから、計画大幅未達となると、企業にとっては由々しき事態となるわけです。

んでNECさん。

当初目標(2012年度までの達成目標)
売上高=4兆円(゚∀゚)
営業利益率=5%
 ↓
下方修正見通し
売上高=3兆1,000億円
営業利益率=5%

となってしまいました。
ふむふむ、計画比で見ると、売上高=77.5%営業利益率=±ゼロですか。
これを金額に直しましょう。

売上高=3兆1,000億円(計画比-9,000億円)
営業利益率=5%(計画比±ゼロ)
営業利益高=1,550億円(計画比-450億円)


なるほど。
あくまで営業利益ですし、税引き後の経常利益まで進むと、だいぶ目減りしちゃうんでしょうね。
さらに売上高が9,000億円も下がって、営業利益率は据え置きってこともないと思うんで、実際にはもっと悪化していると見て間違いないでしょう。

はー・・・こりゃ手を打たないとやばいわけですね。
次回に続く(のか?)w

NEC レノボ 従業員

最近非常に話題(悪い意味で)のNECさん。
経営難から大規模なリストラを強いられています。
人的リストラ対象は、確か5年以上勤務実績のある、40歳以上の従業員。
ただそのやり方があまりにもえげつないと、国会で話題になってしまっています。

さらにこのリストラとの関係性は不明ですが、社内で飛び降り自殺が発生しちゃう始末orz
普通の状態じゃないことは確定ですね、間違いなく。

そんなNECさんですが、今日さらにガックリニュースを発信しました。
中国パソコン大手のレノボグループの株をすべて売却するそうです。
約180億円で売却し、売却益はおよそ40億円くらいになるんだとか。

NECのPCといえばThink Padですね。

私真ん中の赤いポッチが全然うまく使えませんでしたw

ん~正直今は、金になるものはすべて売って金にしてしまえ!という状況だと思います。
じゃないと早期退職の人々への退職金も支払えませんしね。

でもNECとレノボって、去年合弁会社を作ってました。
関係者筋によると「極めて順調で、信頼関係が構築できている。株売却後も事業面での提携関係は変わらない」とは言うものの、結局レノボ側もNECの株は全部売っちゃうそうです。
つまり株という人質を両社手放したので、残るは契約書でのつながりのみって感じ?
こりゃ従業員の皆さん、大心配じゃないでしょうか。

しかしNECとシャープ、あとルネサス・・・この三社でどれだけの人員をカットするんでしょうか。
従業員のみならず、事業そのものをやめる場合には、下請けや外注の企業も大きなダメージをくらいます。
この負の連鎖、早く収束させないと、とんでもないことになりそうな気がします(^ ^;)
中国韓国と争っている場合じゃないですね。

フーディーズ 倒産

株式会社フーディーズが破産したとの情報が入ってきました。
フーディーズは「時の居酒屋 刻」「和風ダイニング きざみ」「個室焼肉 牛の刻」「やきとんと黒おでん」なんていう居酒屋チェーンを運営していました。
それに加え、「黒字ネット」という名目でFC(フランチャイズ)システムも運営し、昨年3月末時点で122店舗もあったそうです。

売上高は22億円ですか・・・これが多いのか少ないのか分かりませんが、2012年3月末時点の負債額=80億2800万円を見る限り、やはりそもそもの経営に難ありだった気がします。
そんな不安定な経営でも、メインバンクがしっかりと融資してくれていればまだ持ちます。
しかし逆に言うと、不安定経営の場合は、メインバンクに何かあるとすぐに連鎖倒産になりがちです。
新しい融資元も、このご時世簡単に見つけられませんしね。

大嫌いではありますが、居酒屋チェーン経営者としてはやはりこの人が頭何個も抜き出ているんでしょうかね。


さてこのフーディーズの場合、メインバンクだったのは日本振興銀行。
2年前の平成22年に経営破たんしてしまい、その後債権整理回収機構に移管されてしまいました。
こうなるともう何が何でも借りたお金を返さないといけなくなります。

運転・返済資金調達のためにいろいろと奔走していたとは思いますが、ついにジ・エンドとなってしまったと。
ちなみに破産申し立てが受理され、開始決定されたのは8月31日でした。

すでにホームページは消されていますが、キャッシュを見ると「経営理念」にこんなことが書いてありました。

我々飲食人は、
喜ばれる飲食店の運営、
喜ばれる飲食店造り、
喜ばれる飲食のサポートを
利他主義の精神を持って行い、
外食マーケットの発展と繁栄に貢献します


どうだったんでしょうね、達成できたんでしょうか。
破産手続きが、スムーズに進むといいですね。

高倉健 あなたへ モントリオール映画祭特別賞

最近テレビでよく見るようになった高倉健さん。
もう81歳だっていうのに、本当に元気ですよねー。
ただあのくらいの立場の人が、あれくらい一生懸命宣伝しないといけないのか・・・と思うと、なかなか切ない気もしますが。
個人的には雑誌のロングインタビューの方が好きですね。


そんな邪推はさておき、健さん主演の映画「あなたへ」ですが、モントリオール映画祭に出展されていましたが、つい先ほど結果が発表されました。

結果、エキュメニカル賞特別賞を受賞!
・・・とはいってもエキュメニカル賞って・・・何?と思いますよね?
どうやらコンペティション部門以外の審査員が選ぶ賞で、特に人間の内面を豊かに描く作品に与えられるんだとか。
残念ながらメインの賞は獲得できなかったそうです。

このモントリオール映画祭ですが、けっこう名前は聞きますよね。
過去には1999年の「鉄道員(ぽっぽや)」で、健さんは日本人初の最優秀男優賞を獲得しました。
日本人の感覚と相性がいいんでしょうかね?

今回も上映後はスタンディングオベーション(5分間も!)を受け、さすがの健さんも涙を見せる場面もありました(^ ^)

ちなみに日本人が絡んでいる映画だと、工藤夕貴さん出演の、日本カナダ合作映画「カラカラ」が2賞を受賞したそうです。
工藤夕貴さん、何気に海外ですごく花開きましたよね。
おめでとう!

ということで、高倉健さん主演の映画「あなたへ」、時間に余裕のある方はぜひ劇場へ足を運んでみてください(^ ^)

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